Zul’Gurub出血熱

こんにちは、わたくしパンデミック好きとしても知られておりますが、つい今ほど2005年にWoW内で起こったパンデミック情報がアンテナに引っかかってきました。これがたいへん興味深いので紹介します。

Zul’GurubっていうRaid用インスタンス(レベル58-60推奨、20人まで)がありまして、ここのボスがHakkar the Soulflayerというのですが。↓こいつね。

こいつがCorrupted Bloodというワザを使ってくるのですが、そいつは受けると3秒間プレイヤーが血を吐くという行動をし、そのたびに300前後のダメージをくらうという呪いです。レベル60前後にとって300ってそんなにきつくないですが、やっかいなのはその吐いた血が別のプレイヤーにかかるとそいつも感染してしまうという点。なので食らったら他のプレイヤーに伝染さないように離れないと迷惑になる感じです。

Blizzardにとって想定外だったのはここからで、いつの時代もHigetakuさん的な人はいるものですね。そのスペルを食らった後、石を使って街に戻ってしまうあわてんぼさんが現れました。

そしたらたいへん。街にはプレイヤーもたくさんいます。レベルが低くて300食らうときついプレイヤーもたくさんいます。そいつらがどんどん血を吐きまくって感染が拡大拡大。NPCにも感染するため、たいてい2,3体ならんでいるNPC同士がお互いに感染を続けまったくおさまる気配を見せず、都市が壊滅状態になるというエピデミック(局地的大流行)が発生。Zul’Gurub出血熱などと呼ばれ各地で大騒ぎに。

Blizzardはワクチンスペルを投入することで対応するという現実世界的な対応だったのがさらに面白く、ワクチンスペルをcastするため危険を冒して都市へ向かう人、ただおろおろしてみんなが向かっている方向に進み感染してしまう人、おもしろがって感染を広めようとする人、などなどその時のプレイヤーたちの行動は現実に謎の疫病がエピデミックした場合の実際の社会をうかがわせるものでありました。

その後、疫病学のシミュレーションモデルとして研究もされ、有名な医学専門誌The Lancet に論文も掲載された(閲覧には登録が必要)。

BOKAIギルドの先輩プレイヤーのみなさんはこれリアルタイムに経験されてたのかな? かなりプレイヤーが自由に行動できるWoWならではですね。

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